認知・行動療法ってどんなことをするの？
心療内科では、患者さんの病状や置かれている環境、病気になった理由などいろいろな要素を考慮して、その人に合った治療を行っています。普段馴染みがないだけに、心療内科の治療方法と聞いてもピンとこない人が多いと思いますが、実にいろいろな治療方法が行われているのです。心療内科の治療法の一つに「認知・行動療法」があります。うつ病などの精神疾患になってしまうと、考え方が偏ったり、誤った認識を深めて現実との乖離が大きくなってしまうなどの症状がよく現れます。こうした症状を改善するため、誤った認識や陥りがちな施行パターンを客観的な方向へと修正し、ストレスに対応できるようにするのが認知・行動療法です。うつ病だけではなく、ＰＴＳＤやパニック障害など、いろいろな精神疾患に効果があるとされています。
心療内科で行われる薬物療法について
心療内科では、他の診療科と同様に薬による治療も行っています。「精神疾患は心の病」とは言いますが、それらの症状は脳内物質が原因となっているものです。ドーパミンやセロトニンと言った脳内物質のバランスが乱れることで、気持ちの落ち込みや不眠といった様々な症状が現れるのです。薬物療法は、こうした脳内環境の乱れを正常に戻す効果があります。「精神疾患の薬は依存性があって怖い」と考える人も多いですが、病院で処方される薬は長期服用しても依存性や習慣性が少ないものです。どうしても不安なときは、その旨を素直に医師に相談するようにしましょう。間違っても処方された薬を自己判断で勝手に止めたり、減らしたりしないようにしましょう。
心療内科を名古屋のクリニックにするなら、多様なニーズに丁寧に対応できるよう、女性専用外来や睡眠外来など、幅広い症状に対応した治療スタッフがいる病院があります。